研究会情報

福祉社会学会第16回研究会

福祉社会学会第16回研究会を,2007年4月21日(土)14:00-17:00に,開催しました.

日時

2007年4月21日(土)14:00 - 17:00

会場

九州大学西新プラザ(福岡市西区)
会場アクセス:福岡空港からも、新幹線博多駅からも、地下鉄空港線で直通約15分、「西新駅」下車、徒歩10分です。

テーマ

『ホームレス研究と福祉社会学の課題』

趣旨

九州での初の福祉社会学会研究会です.長年,ホームレスの問題に関わってこられた北九州ホームレス支援機構の奥田知志さんと,同じくホームレスのフィールドワークをされてきた北九州市立大学の稲月正さんに,北九州のホームレスの問題についてご発題いただ,福祉社会学の研究課題を考える研究会にしたいと思います.春爛漫の福岡にぜひおいで下さい.
(コーディネーター:安立清史)

報告者

第一報告:奥田知志(NPO法人 北九州ホームレス支援機構理事長 日本バプテスト連盟 東八幡キリスト教会 牧師)「北九州市におけるホームレス支援の展開と課題」
第二報告:稲月正(北九州市立大学基盤教育センター教授)「北九州におけるホームレスの生活状況と支援の方向性」

コメンテーター

高野和良(山口県立大学)
山本薫子(山口大学)
小川全夫(山口県立大学)

司会者

安立清史(九州大学)

報告:各30分
コメント:各15分
全体討論:60分程度

福祉社会学会第15回研究会

福祉社会学会第15回研究会を,2007年1月6日(土)14:00-17:00に,開催しました.

日時

2007年1月6日(土)14:00 - 17:00

会場

大阪市立大学文化交流センター・ホール(梅田第2ビル6階)
JR東西線北新地駅 徒歩1分
JR大阪駅 徒歩4分(マルビル裏)
地下鉄四つ橋線西梅田駅 徒歩1分

テーマ

『福祉社会学会に期待するもの―社会福祉の分野から―』

趣旨

福祉社会学会が設立され,5年目を迎えようとしています.よりいっそうの福祉社会学会の発展のために,このたびの研究会は,以下の総合テーマのものもと,近接領域(社会福祉学)で長年活躍されてきた方々を報告者に迎え,開催いたします.主催者としては,参加者全員で,刺激的かつ活発な議論ができればと思います.新年早々ですが,多くの方々のご参加をお待ちしています.
(コーディネーター:要田洋江)

報告者

第一報告:白澤政和(大阪市立大学大学院生活科学研究科教授)「社会福祉から見た福祉社会学会 ~『福祉・社会学』と『福祉社会・ 学』~」
第二報告:松原一郎(関西大学社会学部教授)「社会福祉学の地平を拓いてゆくために ~With a little help from my friend~」

コメンテーター

亀山俊朗(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)
上村泰裕(法政大学社会学部・助教授)

報告:各30分
コメント:各15分
全体討論:60分程度

福祉社会学会第14回研究会

社会政策学会保健医療福祉部会と福祉社会学会(第14回研究会として)の共催で,シンポジウムを,開催しました.

日時

2006年11月25日(土)13:00 - 17:00

会場

東京大学本郷キャンパス・法文1号館215番教室

テーマ

シンポジウム『共生社会の理念と実際ー社会政策との関連で』

趣旨

わが国においては,1990年代から共生,および共生社会という言葉が注目を集めるようになっている.それは,当該社会が成熟化し,システムがさまざまな異質性や多様性を許容するようになっているからである.共生は,関係性,連帯,そして,社会的統合に関する概念で,その中に,社会的包摂(social inclusion),社会的凝集性(socialcohesion),社会関係資本(social capital)などを含むものといえる.そのため,その政策は,資源の配分問題とともに,共生のための価値,ルールをどのように構成するのか,そこにおける情報のあり方は如何なるものか,という視点も望まれる.本シンポジウムの報告の概要は,以下の通りである.

 

第一報告者の小野達也は,内閣府に設置された「共生社会形成促進のための政策研究会」が取り組んでいる共生社会の概念・社会像(理念)と,それに基づいて定式化された五つの共生をめぐる横断的視点(例,視点3.年齢,障害の有無,性別などの属性だけで排除や別扱いされない社会)により構築された指標体系(共生度指標,青少年,高齢者,障害者の分野別指標)について,委員として参加してきた経験を踏まえて,検討を加える.

 

第二報告者の杉野昭博は,知的障害者への情報保障の取り組みを検討することにより(事例報告),情報のバリアフリーが促進される要因について検討する.社会のさまざまなセクターが自らの利害や関心を共有するなかで,知的障害者のアクセス機会が拡大していく様子を紹介したい.従来の個別リハビリテーション型の障害者政策と,「共生型」の障害者政策との違いや補完性についても考察したい.

 

第三報告者の金子勇は,理論と現場が同根であることを踏まえて,「共生」を一部具体化させたコミュニティ研究の観点から理論と現場を交錯させることが,実り豊かな社会的凝集性論に結びつくと主張する.社会的凝集性の理論化の素材になるのはコミュニティの操作概念,連帯性の操作概念,共生活動事例などであり,それぞれに裏づけとなる「観察された事実」に基づく調査データに準拠して,具体的なレベルでの意見交換をこころがける.

主催

社会政策学会保健医療福祉部会
福祉社会学会

報告者

第一報告:小野達也(鳥取大学)「共生社会の構想と指標体系-内閣府の試みについて」
第二報告:杉野昭博(関西大学)「情報バリアフリーの視点から見た共生社会政策の特徴―知的障害を題 材として」
第三報告:金子 勇(北海道大学)「コミュニティ凝集力と共生―地域調査から―」

討論者

菊地英明(国立社会保障・人口問題研究所)
平岡公一(お茶の水女子大学)

コーディネーター兼司会

三重野卓(山梨大学)

問合せ先

研究委員・三重野 (mieno@mva.biglobe.ne.jp)

福祉社会学会第13回研究会

福祉社会学会第13回研究会を2006年10月27日(金)に開催しました.

日時

2006年10月27日(金)14:30~

会場

同志社女子大学今出川キャンパス・ジェームズ館2階J-202会議室

テーマ

福祉社会学における計量的方法(その2)

趣旨

福祉社会学第4回大会におきまして「福祉社会学における計量的方法」と題したテーマセッションを開催し,予想を超えた報告のエントリー,および,聴衆の方々を得ることができました.つきましては,継続してこのような場を持ちたいというオーガナイザの希望による研究会として開催したいと考えています.
今回は,2名の方々にご報告をいただき,それをもとに議論を進めていこうと思います.参加費は無料です.みなさまのご出席をお待ちしております.

プログラム

14:30-15:30「社会保障制度の国際比較研究におけるTime-series cross-sectional (TSCS)データの分析
―基礎年金制度の国際比較を通じて―」
報告者:鎮目真人(同志社女子大学)
討論者:高田洋(札幌学院大学)
15:30-16:30「計量的アプローチから福祉を捉える」
報告者:白波瀬佐和子(東京大学大学院)
討論者:中田知生(北星学園大学)

司会

中田知生(北星学園大学)

報告資料の配付について

なお,学会大会のように予稿集を配布することが困難なために,報告者の方々にお願いして,少なくとも1週間前には,報告資料を準備していただくこととなりました.オーガナイザを通じてから配布いたしますので,ご希望の方は中田(tnakata@hokusei.ac.jp)までご連絡いただきますよう,お願いいたします.

懇親会のお知らせ

上記の研究会に続きまして,懇親会も予定しております.
時間:研究会終了後
場所:「Hamac de Paradis 寒梅館」

問合せ先

研究会だけ,およびまたは懇親会だけの参加も歓迎いたします.
(特に,懇親会ご参加を希望されている方は,人数確認のために,事前に中田(tnakata@hokusei.ac.jp)まで,ご連絡をお願いいたします.)

福祉社会学会第12回研究会

福祉社会学会第12回研究会を北海道地域福祉学会,北星学園大学社会福祉学部福祉計画学科との共催で,2006年5月27日(土)に開催しました.

日時

2006年5月27日(土)13:30 - 17:00

会場

北星学園大学・第二研究室棟・地下一階第一会議室

テーマ

地域レベルのガバナンス
札幌市における街づくりの実践 から

趣旨

今日,地域に対して,さまざまなサーヴィス供給主体の多様化や増加が起こってきたことは事実であろう.
このような局面において,それらを管理し整理する役割は,政府の排他的な役割というより政府やその他の組織の協働として行われるべきであると考えられるようになった.これがいわゆる「ガバナンス」概念の登場の背景である.
昨年,福祉社会学会第三回大会において,「ソーシャルガバナンスの可能性」と題したシンポジウムが開かれた.そこでは,3名の異なる分野の登壇者から,理論的な側面からのガバナンスについて語られた.
札幌市においては,現在,「市民自治推進プラン」に基づき,市民が主体となってさまざまな施策立案やその実践に参画できるようになるための土台つくりが「市民まちづくり局地域振興部区政課」を中心として行われている.今回のミニ・シンポジウムにおいては,これらの市民による街づくりの実践から,ローカルガバナンスの可能性について考え,また,コミュニティ再生やガバナンス理論の更なる理論化について論じる.

プログラム

13:30ごあいさつ 司会:杉岡直人(北星学園大学社会福祉学部教授)
13:35「ガバナンス概念の整理とシンポジウムの趣旨について」
木下武徳(北星学園大学社会福祉学部専任講師)
13:50「市民自治のルールづくり~札幌市の場合~」
川畑恵(札幌市市民まちづくり局 区政課市民自治担当・課長)
15:05コメント1 野口定久(日本社会福祉大学教授)
15:05コメント2 木下武徳(北星学園大学専任講師)
16:05コメントへの回答・質疑応答
17:30懇親会(場所は追ってご連絡します)

問合せ先

ご出席ご希望の方(特に,懇親会へ)は,ご面倒でも中田知生(北星学園大学)(tnakata@hokusei.ac.jp)まで,事前にお知らせいただければ幸いです.

福祉社会学会第11回研究会

福祉社会学会第11回研究会を2006年4月15日(土)に開催しました.

日時

2006年4月15日(土)14:30 - 17:00

会場

東京大学本郷キャンパス山上会館

テーマ

若者と社会的排除雇用をめぐる状況を中心に

報告者

宮本みち子(放送大学)

討論者

樋口明彦(法政大学)

司会

三重野卓(山梨大学)

福祉社会学会第10回研究会

福祉社会学会第10回研究会を3月11日(土)に開催しました。

日時

2006年3月11日(土)15:00 - 17:30

会場

立教大学(池袋キャンパス) 10号館2階、x203教室

テーマ

質的研究の課題と可能性
修正版グラウンデッド・セオリ ー・アプローチを例に

報告者

木下康仁(立教大学社会学部)

討論者

野口裕二(東京学芸大学)

司会

三本松政之(立教大学コミュニティ福祉学部)

福祉社会学会第9回研究会

福祉社会学会第9回研究会を2月19日(日)に開催しました。

日時

2006年2月19日(日)13:30 - 18:00

会場

関西大学百周年記念会館 第1特別会議室
(阪急電車 千里線 関大前駅 南口の東側に出て正面の大学門から入り階段と坂を登りきった右側の建物の地下。↓URLの図のEというマーク
http://www.kansai-u.ac.jp/Guide-j/mapsenri.html

テーマ

科研費プロジェクト
「日本型社会福祉システムの確立・ 変容過程の実証的研究――国際比較の視点から」公開研究会(シンポジウム)
「社会福祉の国際比較研究の可能性」

プログラム

13:30あいさつ 司会:平岡公一(お茶の水女子大)
13:40「国際比較研究における社会福祉学視点の意義」杉野昭博(関西大学)
14:00「こども家庭福祉の国際比較に向けて」 所道彦(大阪市立大)
14:40「自治体福祉行政の国際比較に向けて」 吉原雅昭(大阪府立大)
15:20休憩
15:40コメント 武川正吾(東京大学)
16:00コメント 埋橋孝文(同志社大学)
16:20質疑
17:30終了

福祉社会学会第8回研究会

福祉社会学会第8回研究会を2月11日(土)に開催しました。

日時

2006年2月11日(土)15:00 - 17:30

会場

東京大学本郷キャンパス法文1号館115番教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html

テーマ

過疎高齢社会の地域生活構造変動と持続可能性

報告者

高野和良(山口県立大学)

討論者

山井理恵(明星大学)

福祉社会学会第7回研究会

第7回研究会は,2005年10月15日(土)に開催しました。

日時

2005年10月15日(土)

テーマ

中国の福祉レジーム

報告者

Xiong Yuegen氏(北京大学社会学科助教授)

討論者

金子雅彦氏(防衛医大)

通 訳

鍾家新氏(明治大学)