研究会情報

福祉社会学会第26回研究会(名古屋大学大学院環境人口論との共催で開催いたします)

福祉社会学会第26回研究会を,2009年11月7日(土)13:00から開催します.

日時

2009年11月7日(土)13:00 - 18:00

会場

名古屋 大学全学教育棟(情報文化学部)4階SIS3教室の13番から4階にお上がり下さい。

テーマ

「欧亜の家族・人口・社会モデル」

趣旨

小島宏氏の講演内容: 東アジアを中心とするアジアにおける少子化の動向をマクロデータによって示すととともに、出生促進的な政策を採っている国についてその内容を概説します。また、ミクロデータが利用可能な国についてはパートナー関係(結婚・同棲等)、出生意識、出生行動の規定要因に関する分析結果を示すことにします。
山田昌弘氏の講演内容: オランダの短時間正社員の生活、失業者取材、デ・ワール・オランダ労働連合元議長とのインタビューの様子を映像とともにお話します。短時間正社員制度、1.5モデル、フレキシビリティ・セキュリティ法などを解説する中で、オランダの低失業率、高 出生率などをもたらした社会保障制度のありかたを解説します。

参加費

無料

報告者

第一報告:小島宏(早稲田大学・教授)「アジアの少子化と人口政策」
第二報告:山田昌弘(中央大学・教授 福祉社会学会)「オランダ・モデルとは何か」

コメンテーター

第一コメンテーター:山田昌弘(中央大学・教授)
第二コメンテーター:上村泰裕(名古屋大学・准教授))

問合せ先

土屋葉(愛知大学)yout at vega.aichi-u.ac.jp(at→@)

福祉社会学会第25回研究会

福祉社会学会第25回研究会を,2009年5月9日(土)14:00から開催します.

日時

2009年5月9日(土)14時〜

会場

テーマ

「少子高齢化社会における包括の理論を目指して」

趣旨

本研究会では、少子高齢社会といわれる現代における統合・包括などに関する新しい視点からの理論構築を目指した研究を集めました。これらの発題を中心に、議論の時間をやや長めに取り、それぞれの話題について議論をしたいと考えています。このような問題にご関心の方の積極的なご参加をお願いいたします。

参加費

無料

報告者

第一報告:中田知生(北星学園大学)「依存と高齢者就労」
第二報告:U.ネンシュティール(北星学 園大学)「「少子化問題」の「問題性」」
第三報告:三重野卓(山梨大学)「「生活の質」から「社会の質」へ-関係性をめぐる包括的概念」

問合せ先

中田知生(北星学園大学)tnakata@hokusei.ac.jp

福祉社会学会第24回研究会

福祉社会学会第24回研究会を,2009年3月15日(日)14:00から開催しました.

日時

2009年3月15日(日)14時〜

会場

東洋大学白山キャンパス5号館5201教室

テーマ

「学会誌に掲載される論文の書き方」

趣旨

投稿論文の作成は難しく、どんなにキャリアを積んだ研究者であっても、その大変さは変わるところがありません。ましてや、大学院生や学位をとったばかりの経験の浅い研究者には、一層の困難が予想されます。とはいえ、大学での人事では、しかるべき学術雑誌に一定数以上の論文を公表していることが要件として求められ、また学会においても、学会誌に投稿される論文の水準を維持・向上させることが、学会を発展させるうえでの必須要件と認識されるなど、いずれの立場からも投稿論文の重要性は増しています。
そこで福祉社会学会では、関連領域での投稿論文充実の一助とすべく、下記の要領でセミナーを開催いたします。ふるってご参加ください。

参加費

無料

プログラム

開会あいさつ

 

論文の解剖学:論文の基本的構成(30分)
東洋大学・須田木綿子
論文執筆にあたって意識すべき基本的事項について、論文の構成を中心に解説をします。

 

質的研究方法に基づく投稿論文執筆の留意点(60分)
信州大学・井口高志 質的研究方法にもとづく論文は数を増していますが、投稿論文や博士論文の審査の過程で難航しがちであるのも、この種の論文です。質的研究にもとづく充実した研究成果をふまえ、投稿論文の書き方について実践的に検討します。
<休憩>

 

ラウンドテーブル(90分)
ファシリテーター  お茶の水女子大学・平岡公一
投稿経験のある若手研究者数名に論文を投稿した経験をお話いただき、学術誌での論文掲載に至るまでの諸課題について話し合います。

問合せ先

中田知生(北星学園大学)tnakata@hokusei.ac.jp

福祉社会学会第23回研究会

福祉社会学会第23回研究会を,2009年1月20日(火)14:00から開催しました.(北海道地域福祉学会、北海道社会福祉学会、北星学園大学社会福祉学部福祉計画学科との共催で開催されました.)

日時

2009年1月20日(火)14時〜

会場

北星学園大学第二研究棟地下 第一会議室
北星学園大学へのアクセスについては、以下を参照してください。
http://www.hokusei.ac.jp/site_information/access/

テーマ

北海道における過疎地域の生活と福祉

趣旨

1990年に全国平均に並んだ北海道の高齢化率は、その後、伸張し続け、2007年には22.9パーセントとなった。この数字は、この30年で高齢化率が10ポイント以上も増加しことを示している。しかし、それ以上に、地域の格差、特に、地方部における生活問題に焦点が当てられつつある。旧産炭地の高齢化率は軒並み40パーセント近くまで達しており、その他にも、限界集落などの存在が指摘されている。また、2007年に起こった夕張での財政破綻は、実際に住民生活に大きな支障をきしていると言われている。
地方部に対してこのような声が聞かれるものの、これらの地域において、その生活を明らかにしようとする報告は多くない。生活構造やそこに見られる生活問題、そして、福祉サービスの実情など、われわれはそれらに改めて目を向ける必要がある。そのような文脈において、現在進行中のプロジェクトを集め、理論、方法、そして、福祉の実践についての議論を行う。

参加費

入場は無料です。また、参加申込みも不要です。

共 催

北海道地域福祉学会、北海道社会福祉学会、北星学園大学社会福祉学部福祉計画学科

報告者

第一報告:岡田直人(北星学園大学)「歌志内調査から」
第二報告:野口定久(日本福祉大学)「夕張調査から」
第三報告:忍博次(名寄市立大学)「道北の限界集落調査から」

コメンテータ

高野和良(山口県立大学)
白戸一秀(旭川大学)

司 会

杉岡直人(北星学園大学)

問合せ先

中田知生(北星学園大学)tnakata@hokusei.ac.jp

福祉社会学会第22回研究会

福祉社会学会第22回研究会を,2008年12月9日(火)13:00-17:15に開催しました .(社会的企業研究会、東洋大学現代社会総合研究所との共催で開催されました.)

日時

2008年12月9日(火)13:00 - 17:15

会場

東洋大学白山キャンパス2号館16階スカイホール

テーマ

ビクトール・ペストフ(Victor Pestoff) 教授招聘講演会
「対人社会サービス供給におけるサードセクター、市民参加、コ・プロダクション-スウェーデンと日本、新しいパラダイムを求めて-」

趣旨

営利企業、非営利組織・協同組合および政府の協働のあり方を研究している東洋大学の2つの科研プロジェクト合同で、ビクトール・ペストフ 教授を招聘し、講演およびワークショップを行います。 同教授も彼の最新著 A Democratic Architecturefor the Welfare State の1章で医療の民主化の 例として日本を取り上げるなど、日本における社会的企業の展開には大変興味を示しておられ、日本の研究者・実務家との交流を強く希望しておられます。
周知の通り、ペストフ教授は,最新著を含む一連の著作で、市民やサービス需要者の参加による民 主的な対人社会サービス供給組織のあり方をはじめ、21世紀の福祉社会におけるガバナンスとマルチ・ステークホルダー問題の解決に重要な示唆を与え続けている研究者です。サブプライム金融危機をきっかけに市場ファンダメンタリズムへの信頼が揺らいでいる今、まさに時宜を得た機会と存じます。多くの方々のご参加をお待ち申し上げます。

参加費

無料・予約不要

プログラム

13:00-13:05開会の挨拶
13:05-13:25ペストフ氏の講演およびパネルの解説・解題 (生協総研  栗本昭)
13:30-15:00ビクトール・ペストフ氏講演 「スウェーデンの対人社会サービス供給におけるサードセクター、市民参加、コ・プロダクション-新しいパラダイムに向けて-」 (The Third Sector, Citizen Participation and Co-Production of Personal Social Services in Sweden towards a new paradigm)(逐次通訳、英文・日本文テキストつき)
15:10-16:45パネル・ディスカッション「社会的企業のガバナンスとマルチ・ステークホルダー問題の解決にむけて」
[パネリスト](モデレーター:東洋大学 今村肇)
日本生協連医療部 藤谷恵三
NPO市民ユニットりぼん 大森一美
障害者雇用支援 共同連(わっぱの会) 斉藤縣三
めーぷるここ(横浜市:子育て支援) (報告者調整中)
16:45-17:00コメント ビクトール・ペストフ(逐次通訳)
17:00-17:15閉会の挨拶・ご案内

問合せ先

東洋大学今村肇研究室(03-3945-8045)、e-mail:hajime.imamura(at)nifty.com)・・(at)を置き換えてください

※本シンポジウムは科学研究費補助金、「民営化・市場原理導入による公的対人サービス領域の構造的変化と非営利サービス組織」(基盤研究(B)(一般)代表者:須田木綿子)および「社会経済システム設計における社会的経済・社会関係資本の貢献に関する日欧比較研究」(基盤研究(B)(一般)代表者:今村肇)の研究成果を還元し、両者に共通する学内外の研究基盤を強化するために行うものです。

福祉社会学会第21回研究会

福祉社会学会第21回研究会を,2008年10月4日(土)13:00-17:00に開催しました .(SPSN(社会政策研究ネットワーク)第74回研究会との共催で開催されました.)

日時

2008年10月4日(土)13:00 - 17:00

会場

法政大学市ヶ谷キャンパス80年館(キャンパスマップ4)7階「大会議室1」
(市ヶ谷駅または飯田橋駅からボアソナードタワーをめざして徒歩10分。図書館と同じ建物ですが、図書館への階段を上らずに右手の入口から入り、エレベーターで7階までお越し下さい)
http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/access.html
http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/campusmap.html

参加費

300円

報告者

第一報告:皆吉淳平(芝浦工業大学・埼玉医科大学・慶應義塾女子高校)「メタ・バイオエシックスと社会科学―R.C.フォックスからパーソンズへ」(仮)
第二報告:土屋敦(東京大学)「生命倫理問題としてのエンハンスメント論(増進的介入論)―医療と非医療の間をめぐって」

討論者

第一討論者:佐藤典子(千葉経済大学)
第二討論者:柴田邦臣(大妻女子大学)

福祉社会学会第20回研究会

福祉社会学会第20回研究会を,2008年9月13日(土)14:00-16:00に開催しました .

日時

2008年9月13日(土)14:00 - 16:00

会場

日本福祉大学美浜キャンパス(〒470-3295 愛知県知多郡美浜町奥田)
http://www.n-fukushi.ac.jp/top_menu/access.htm

テーマ

『グローバル化と「いのちと暮らし」の再生産保障のゆくえ―国家・家族・個人をめぐる新たなフレームを読み解くー』
(本企画は、「第4回社会保障・社会福祉国際学術会議」の特別セッションであり、福祉社会学会研究委員会の企画によるものです)

参加費

福祉社会学会員で本セッションのみの参加は無料。ただし、12日・13日の第4回社会保障・社会福祉国際学術会議自体への参加費は2000円)

報告者

第一報告:武川正吾(東京大学)「グローバル化と個人化」
第二報告:田渕六郎(上智大学)「グローバル化・家族変動・社会政策」

討論者

第一討論者:上村泰裕(名古屋大学) 「東アジアの福祉社会の視点から」
第二討論者:下夷美幸(東北大学)「ジェンダーの視点から」

司会

後藤澄江(日本福祉大学)

福祉社会学会第19回研究会

福祉社会学会第19回研究会を,2008年5月17日(土)14:00-17:00に開催しました .

日時

2008年5月17日(土)

シンポジウム 14:00-17:00
懇親会(於:(川内キャンパス文系食堂「ルポー」) 18:00~20:00

会場

東北大学川内キャンパス 文科系総合研究棟2階 206講義室
地図2の⑲番の建物です。
・地図1
・地図2
地図3(ワードファイル)

テーマ

『シンポジウム:リスク社会と連帯』

主催

東北社会学研究会

共催

福祉社会学会

参加費

1000円、懇親会費:3000円

報告者

長谷川公一(東北大学)「リスク社会化と市民社会」
武川正吾 (東京大学)「『連帯と承認』の社会理論」
下夷美幸 (東北大学)「現代家族の課題と可能性」

コメンテーター

藤村正之(上智大学)・前山総一郎(八戸大学)

司会

菅野 仁(宮城教育大学)

問合せ先

事前の参加申込みは不要です。直接会場へお越しください。
なお、同日、17:00~17:40は東北社会学研究会総会となっております。

福祉社会学会第18回研究会

福祉社会学会第18回研究会を,2008年3月20日(木・春分の日)14:00-16:00に開催しました.

日時

2008年3月20日(木)14:00 - 16:00

会場

徳島大学総合科学部3号館1階スタジオ

テーマ

『シンポジウム:障害児の後期中等教育を考える』

主催

「障害児の後期中等教育を考える会」

共催

徳島大学総合科学部社会学研究室、福祉社会学会

報告者

圓井美貴子さん

討論者

島治伸(徳島文理大学)・樫田美雄(徳島大学、福祉社会学会会員)

参加申込について

事前の参加申込みは不要です。直接会場へお越しください。
*シンポジウムにご出演予定の圓井美貴子さんは、NHK障害福祉賞の最優秀作品賞に選ばれた方です。

福祉社会学会第17回研究会

福祉社会学会第17回研究会を,2007年9月3日(月)13:30-16:30に,開催しました.

日時

2007年9月3日(月)13:30 - 16:30

会場

北星学園大学(札幌市厚別区)
http://www.hokusei.ac.jp/main/guidance/access.shtml

テーマ

『NPO in China』

趣旨

このたび,北京大学社会学部の熊根(Xiong Yuegen)先生を北星学園大学大学院の非常勤講師に招聘する機会に,研究会を開催したいと思います.
テーマは,中国におけるNPOについてです.熊先生についてはすでに何度も日本を訪れていますので,申し上げる必要はないかもしれませんが,中国における社会政策がご専門の研究者です.今回は,先生が関心を持って研究を進めているテーマのひとつである中国のNPOについて発題していただき,その特徴や成り立ち,また日本のそれとの比較について議論したいと考えています.
避暑がてら,多くの会員のみなさまにご出席していただければ幸いです.
(オーガナイザ:中田知生(北星学園大学社会福祉学部))

報告者

熊根(Xiong Yuegen)先生(北京大学社会学部・北星学園大学大学院非常勤講師)

討論者

安立清史(九州大学大学院) 他

司会者

武川正吾(東京大学大学院)