Newsletter No.9
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- 第4回大会のテーマセッション報告と自由報告の募集
2006年6月24日(土)25日(日)に大阪市立大学にて開催される第4回大会におけるテーマセッション報告・自由報告を募集します. - 第9回・第10回研究会のご案内
2006年2月19日(日)に、関西大学にて、第9回研究会を開催します.
第4回大会のテーマセッション報告と自由報告の募集
福祉社会学会第4回大会が2006年6月24日(土)・25日(日)に大阪市立大学にて開催されます. そこで、テーマ報告と自由報告を募集しますので、奮ってご応募ください. 報告時間は1人40分を持ち時間とし、30分発表、10分討論を標準としますが、申込み数によって調整をお願いすることもあります.
テーマ報告は、下記のテーマセッション「福祉社会学における計量的方法」の趣旨にて報告を募集するものです. 申込み状況により、コーディネーターの方が報告採択をおこないますが、万一、テーマセッションで報告できない場合も自由報告部会で報告していただけます.
テーマ報告または自由報告をご希望の方は、下記のURLにて、申込要領・申込書などをご確認のうえ、指示にしたがって、申し込んでください(なお、このURLには、福祉社会学会ホームページから入ることもできます).
●福祉社会学会HP(第4回大会報告募集)
http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~suginoa/ws/index.htm
申込要領概要
- 「申込書」の応募締め切り・・3月20日(月)
提出先:担当研究委員・金子雅彦(防衛医科大学校)宛
kaneko@ndmc.ac.jp
(募集は電子メールのみの受付になります.期限はメールの受信時点) - 3月申込み時の提出物
申込書(摘要200字を含む):Wordファイルをダウンロードして必要事 項を記入したものをメールに添付して送信してください. - 申し込み者には受領通知を電子メールにて返信します.
3月27日までに返信がない場合は、上記の担当研究委員・金子雅彦まで、ご連絡ください.
kaneko@ndmc.ac.jp
電話番号 04-2995-1726(直通)/FAX番号 04-2996-5181(進学課程共通) - なお、今回より、申込書と「予稿集原稿(A4版2枚)」の提出時期をわけ、予稿集原稿は2006年5月8日(月)締切りとなります. ホームページにてご確認のうえ、お間違いならびに提出遅れのないようにお願いいたします.
テーマ・セッション「福祉社会学の計量的方法」の募集趣旨
コーディネーター:中田 知生(北星学園大学社会福祉学部)
趣旨:
このセッションの目的は、分析の統計的手法を用いる研究について、データそのもの、もしくは、仮説と、どのように計量手法を結びつけるのか、という問題について、福祉社会学における研究例からそれらを紹介することである.
確かに、分析の方法によって報告を分類し、特別にそのような場を設けることには賛否があるかもしれないが、ある方法論の発展をめざすこと、もしくは啓蒙することも学会の機能として重要な事項であろう. このような視点から見ると、福祉社会学会においては、全体として、その質的な方法を用いる報告が多く、特に、量的な方法は、厭われる傾向が高いように思われる. ここには、実は伝達可能性が高いにもかかわらず、それらの手法が高度化していき、手法そのものが理解できない状況も生まれているかもしれない.
また、このような統計学的な検定を行うことができる計量分析は、 仮説実証型の研究により多く用いられ得るものである.しかし、探索的な研究に用いられることが多いように感じる. ここには、研究の対象として値する理論・仮説が存在しない、その仮説の構築方法がわからない、 また、もしあったとしても、それらと分析手法をどのように結びつけるべきかわからないといった問題があるかもしれない.
このような背景から、仮説の構築などを含めた計量的な方法を積極的に紹介する場を設けることにより、 特に新しい分析手法の紹介を通じて、当該手法についての知識、仮説の構築の方法、その仮説をどのように検証するかというアイディア、分析手法の利用可能性などを広く伝えることができるだろう.
また、今後も、このような方法論に関する議論の場を継続して持つことを希望しており、 そうすることにより福祉社会学における計量的方法についての発展が望めると考える.
現在、非会員で大会報告申込み(テーマ報告・自由報告)をお考えの方に
入会の次回承認は6月の大会時理事会となりますが、現在、 非会員で大会報告申込みをお考えの方も以下の手続きをすることによって、 報告のお申込みを受け付けいたします(共同報告で、現在非会員の方が含まれる場合も同様です). (ホームページにも掲載いたしますが、会員の皆様の周囲に該当する方がいらっしゃるようでしたならば、お知らせいただければ幸いです.)
- 報告は会員であることが条件となりますので、 大会報告申込み締切り時点の3月20日(月)必着にて、福祉社会学会事務局(上智大学)宛て、入会申込書を郵送でお送りください. なお、その際、「大会報告申込み希望」であることを明記してください.
- 同時に、大会報告申込みも、申込み要領にしたがい、 3月20日(月)までに、担当研究委員宛て、電子メールで申し込んでください. なお、その際、「事務局に入会申込書送付済み」を明記してください.
- 庶務理事ならびに理事会幹事会にて入会申込書の確認をさせていただいたうえで、 仮入会の形とさせていただきます.この時点で、追加の確認事項や調整などが必要になりました場合は、庶務理事よりご連絡を取らさせていただきます.
- 仮入会の状態にはなりますが、5月提出の予稿集原稿をご用意いただき、担当研究委員宛て、電子メールでご送付ください. 6月の大会時理事会にて入会を正式承認し、ご報告をいただくことになります.
上記の諸点をご了解のうえ、 現在非会員で大会報告をご希望の方は、締切り時期までに、入会申込みならびに大会報告申込みをおこなってください.
なお、上記要領は大会報告申込みのみに適用いたしますので、 夏明け締切り予定の学会誌『福祉社会学研究』への投稿資格は、6月大会時理事会での入会承認が必要となりますから、現在非会員で入会後の投稿をご予定の方はお間違いのないようにお願いいたします.
研究会(第9回・第10回)のご案内
下記要領にて、福祉社会学会・第9回・第10回研究会が開催されますので、ふるってご参加ください.
第9回研究会
日時: | 2006年2月19日(日) 13:30-18:00 |
場所: | 関西大学百周年記念会館 第1特別会議室 (阪急電車 千里線 関大前駅 南口の東側に出て正面の大学門から入り階段と 坂を登りきった右側の建物の地下。↓URLの図のEというマーク) http://www.kansai-u.ac.jp/Guide-j/mapsenri.html |
テーマ: | 「社会福祉の国際比較研究の可能性」 |
●日程
13:30 | あいさつ 司会:平岡公一(お茶の水女子大) |
13:40 | 「国際比較研究における社会福祉学視点の意義」杉野昭博(関西大学) |
14:00 | 「こども家庭福祉の国際比較に向けて」 所道彦(大阪市立大) |
14:40 | 「自治体福祉行政の国際比較に向けて」 吉原雅昭(大阪府立大) |
15:20 | 休憩 |
15:40 | コメント 武川正吾(東京大学) |
16:00 | コメント 埋橋孝文(同志社大学) |
16:20 | 質疑 |
17:30 | 終了 |
※この研究会は科研費プロジェクト「日本型社会福祉システムの確立・変容過程の実証的研究――国際比較の視点から」との共催です.
第10回研究会
(開始時間・討論者、確定しましたら、号外でお知らせします)
日時: | 2006年3月11日(土) 午後 |
場所: | 立教大学(池袋キャンパス) 10号館2階、x203教室 |
報告者: | 木下康仁(立教大学) |
テーマ: | 「質的研究の課題と可能性 -修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを例に」 |
討論者: | 未定 |
【今後の研究会の予定】
第11回研究会
日時: | 4月15日(土) |
場所: | 未定 |
報告: | 宮本みち子 |
第12回研究会
日時: | 5月予定 |
場所: | 北星学園大学 |
詳細未定 |
第8回研究会が開催されました.
日時: | 2006年2月11日(土) 15:00-18:00 |
場所: | 東京大学本郷キャンパス法文1号館115番教室 |
報告者: | 高野和良(山口県立大学) |
テーマ: | 「過疎高齢社会の地域生活構造変動と持続可能性」 |
討論者: | 山井理恵(明星大学) |
他研究会のご案内
エスノメソドロジー・会話分析研究会より、以下の研究会のご案内がきておりますので、ご紹介いたします.
エスノメソドロジー・会話分析研究会(略称:EMCA研)では、毎年春に研究例会を、開催しています.
詳しくは、成城大学南研究室のサイトをご覧下さい.
http://weblab.seijo.ac.jp/yminami/site05.html
- 日程と会場
日程:2006年3月6日(月)(13:00~17:30)・7日(火)(9:00~12:30)
会場:龍谷大学深草校舎5号館502教室(下記WWWサイトに地域&構内地図あり)
(http://www.ryukoku.ac.jp/web/map/fukakusa.html) - 企画の紹介(敬称略)
◎初日:3月6日(月) 午後
★リサーチ・メソッド ワークショップ
『アーバン・エスノグラフィー:在日ブラジル人児童の事例研究から』
(森田京子)
◎2日日:3月7日(火) 午前
★テーマ:
エスノメソドロジーの応用可能性の検討=工学の場合、教育学の場合
山崎敬一(埼玉大学),葛岡英明(筑波大学)
秋葉昌樹チーム(龍谷大学教員および学生)
【発行・編集】
福祉社会学会事務局