Newsletter No.6

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事務局からのお願い

会則10条12条及び役員選出規定に基づいて役員選挙を行います.近日中に有 権者名簿を送付します.名簿の確定ののちに投票を実施しますので,ご協力く ださい.

大会関係

第3回大会は,05年6月25日(土),26日(日)に北星学園大学にて開催されます.第4回大会は,06年に大阪市立大学で開催の予定です.

研究会関係

第3回研究会が開催されました

福祉社会学会第3回研究会が,2004年11月28日(日),関西大学の千里山キャンパスで,開催されました.所道彦(大阪市立大学)氏の報告(第三の道と家族政策―イギリスのひとり親家庭政策の展開)の後,山田昌弘氏(東京学芸大学)と木脇奈智子氏(羽衣学園短大)が討論者をつとめ,その後,質疑応答がありました.24名の参加でした.(杉野)

第4回研究会が開催されます

福祉社会学会第4回研究会を以下のとおり開催しますので,ご案内します.ふるってご参加ください.

介護保険見直しをめぐるいくつかの論点
日時:2月12日(土)
場所:関西大学(第三学舎)、社会学部118教室
報告テーマ:「介護保険見直しをめぐるいくつかの論点」
報告者:杉野博昭氏(関西大学社会学部)
コメンテーター:平岡公一氏(お茶の水女子大学)
八田和子氏(福山平成大学)

タイムテーブル:

14時30分~出席者自己紹介
報告  杉野 氏
コメント1 平岡 氏
コメント2 八田 氏
16時休憩
16時15分ディスカッション
17時15分終了

問い合わせ先
同志社女子大学 現代社会学部 鎮目真人
Tel:0774-65-8765(直通)/Fax:0774-65-8546
E-mail:shizu@mvj.biglobe.ne.jp

第5回研究会について

2005年5月中旬に,イギリスの社会政策学者マイケル・ヒル氏を招いて,第5回研究会を東京で開催します.演題は「高齢者福祉におけるWelfare Mix」です.詳細はおってお知らせします.

理事会・委員会報告

【理事会報告】

2004年度第2回理事会
日時:2004.12.23 14:00-17:30
場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館115教室
出席者:庄司,杉岡(中田代理),副田,武川,立岩,直井,西下,野口,平岡,藤村,松村,三重野(計12名)
議事
  1. 新入会員の承認  8名の入会が承認された.
  2. 投稿資格の件 会則に会員資格を有する者が投稿可,とある以上,学会開催時の理事会までに承認された人のみ投稿可とする.次号機関誌に「会員資格を有する者のみ投稿可」と明示する.滞納者については納入を促す.(大会での報告については,新入会員については,仮申し込みの扱いとし,学会開催時の理事会で審査する.問題が生じた場合には事務局長が判断し,必要に応じて理事会に諮る)
  3. 第3回大会の件 大会事務局(開催校)より中田知生会員(杉岡理事の代理)が出席し,準備の現況等について説明を行った.
  4. 役員選挙の件 2月に有権者名簿を郵送し,4月上旬に開票を行うことが決まった.
  5. 選挙管理委員の選出の件 武川・平岡・金子・鐘の各会員が選出された.
  6. 編集委員会報告 三重野委員長から報告があった.内容は委員会報告を参照.
  7. 研究委員会報告 直井委員長から報告があった.内容は委員会報告を参照.(次回研究会の開催についてと,次回大会でのテーマセッションの募集について,報告及び議論があった)
  8. 第5回研究会の件 5月中旬にマイケル・ヒル氏を招いて研究会を開催する予定である.
  9. 事務局の事務委託の件 大学生協学会支援センターに事務委託の方向で検討することとなった.

【研究委員会からのお知らせ】

大会でのテーマセッションの新設について

直井 道子(研究委員会委員長・東京学芸大学)

福祉社会学会では、来年度大会において、はじめての試みとして、テーマセッションを設けることになりました。実は昨年新設しようとして諸般の事情でできなかったので、今年こそと思っております。テーマセッションは、自由報告部会の一種ですが、あらかじめテーマを会員から公募して、採択されたテーマについて、数人の報告者を募るものです。

福祉社会学会では当面、シンポジウムの方は多くの会員が共通に関心を持ちそうなかなり一般性の高いテーマをとりあげてゆく予定です。また自由報告部会の方は、応募数にもよりますが、小さい学会ですから、必ずしも一つのテーマに収斂するような構成にならない可能性もあります。そこでテーマセッションは、シンポジウムよりは特定の分野であってもよく、多様な角度から検討してみたいテーマを会員のみなさんから募ることによって、会員の主体的な参加を促す役割を担うものです。以下の募集要領をお読みいただいたうえで、ぜひご応募ください。来年度は初年度ですので、2つ程度のテーマの採択を予定しています。

テーマセッションのテーマとコーディネーターの募集

来年度大会におけるテーマセッションのコーディネーターを下記の要領で募集いたします。なお、大会は2005年6月25日(土)・26日(日)、北星学園大学(札幌)にて開催されます。

テーマセッションは、今号ニュースでテーマとコーディネーターを募集し、採択されたテーマについて次号ニュースで報告者を募集し、コーディネーターの調整によって報告者を決定して設置されるものです。調整の結果不採択となった場合や、部会が成立しなかった場合も、報告希望者は大会の他の自由報告部会で報告していただくことができます。コーディネーターには、報告者・報告順の決定にくわえ、当日の司会を行なっていただきます。テーマ採択の決定、報告者の募集などについて2月半ばにお知らせします。自由報告とテーマセッション報告の要旨の最終締めきりは共に3月20日です。応募者数によっては部会が成立しないとか溢れることもありますので、その場合には自由報告に回ってもらうなど調整したいと考えています。
コーディネーター希望の方は、下記の事項をA4版の用紙に書いて、2005年2月7日(必着)で、直井まで郵送してください。文書による申込みを正式なものとさせていただきますが、これとあわせて、同じ内容を電子メールで直井のアドレスまで送信してください。ご応募はコーディネーターご本人に限ります。

◆ 氏   名
◆ 所   属
◆ 連 絡 先 (住所・電話番号・電子メールアドレス)
◆ テ ー マ (そのまま部会名となります)
◆ 部 会 趣 旨 (800字程度。採択された場合は、そのまま次号ニュースに報告者募集用原稿としてそのまま掲載されます。)

文書送付の宛先とメールアドレスは下記の通りです。
〒184-8501  小金井市貫井北町4-1-1 東京学芸大学生活科学学科 直井道子あて
電子メール naoi@u-gakugei.ac.jp

第4回研究委員会の報告

委員長 直井道子
2004年12月23日(木)11時から研究委員会が開かれましたので報告します.

第3回大会について

  1. 日程:2005年6月25日(土)・26日(日) 北星学園大学(札幌市)
  2. 自由報告部会
    自由報告部会は1人40分を持ち時間(30分発表,10分討論を標準とするが,持ち時間の範囲で質疑時間のほうを長くすることもできる)とし,1部会4人程度の構成とする.発表時刻を固定し,参加者の関心に応じて他の部会と行き来できるようにする.司会者の判断にて部会時間内で最後に総括質疑をおこなうこともある.
  3. シンポジウム
    タイトル「ソーシャル・ガバナンスの可能性」
    趣旨 中央政府や地方政府による従来型のガバナンスに加え,NPOやボランティア組織など多様な市民組織による参加民主主義を通じたソーシャル・ガバナンスが近年胎動しつつある.福祉サービスにあっても,政府の一元的な計画や供給から脱却し,地域コミュニティ,NPO,当事者団体などの市民組織がサービスの供給や計画に参画するようになってきている.こうした流れは地方分権改革をはじめとして,福祉分野では介護保険,支援費支給制度などにおける諸改革で後押しされている.そこで,ソーシャル・ガバナンスといった市民組織による自立的な活動が発展する可能性について様々な側面から探りたい.具体的には,ソーシャル・ガバナンスの基礎にあるべき市民の社会的連帯,ソーシャル・ガバナンスのステージとなる地方自治体の行財政,福祉分野におけるソーシャル・ガバナンスとして地域福祉,のそれぞれの現状や課題について議論を深め,その展望について考えてみたい.演者として武川正吾氏などが予定されているが,交渉中である.
  4. 新たにテーマセッションを設けます.(詳細は別欄をどうぞ)
第3回大会・報告関連情報とスケジュール
  • Aテーマセッションの公募:2月7日末締め切りでテーマを公募します.2月学会ニュースにて報告者募集,3月20日報告申し込み締め切りとなります.(テーマ公募の詳細は別欄をお読みください)
  • B自由報告の申し込み:2月学会ニュースにて詳細説明・正式募集いたしますが,締め切りは3月20日となります.報告レジュメについては紙媒体の郵送と電子媒体の両方で提出していただきますので,報告ご予定の方はご準備ください.
  • C自由報告でのプロジェクター使用については,いずれ,学会員向けメールで案内しますが,プリントアウト(1頁6コマ程度)の配付を原則とするつもりでご準備ください.

【編集委員会からのお知らせ】

編集委員会は,日常的にメールにより,検討を行っており,また,以下の3回の会合を持った.

*第6回編集委員会 2004年9月13日(月)17時~21時40分 お茶の水女子大学 生活科学部本館 315号室

  • 自由投稿論文の締め切り(9月6日)を受けて開催し,査読候補者案を決定した.
  • 書評対象本と評者案を決定した.
  • 自由投稿論文の査読方式の修正について,議論した.
  • 二重投稿等の防止については(投稿規程の改正),理事会に上げて協議することとした.

*第7回編集委員会 2004年10月24日(日) 12時30分~17時30分 お茶の水女子大学 生活科学部本館 315号室

  • 自由投稿論文の査読結果が提出されたのを受けて,開催した.評価が分かれたものについては,第3査読候補者案を決定した.
  • 自由投稿論文の査読方式の修正について,議論した.
  • 「委員会コメントの書き方」について,合意を得た.
  • 急遽,今後のわが国の福祉社会学研究を進めるにあたって一助となるような論文からなる,諸外国の福祉政策の展望についての小特集を企画することとし,執筆者案を決定した.

*第8回編集委員会 2005年1月7日(金)11時~15時10分 お茶の水女子大学 生活科学部本館 305号室

  • 自由投稿論文の再査読結果について,検討を行った.
  • 自由投稿論文の掲載,今後の編集作業について,議論した.
  • 内規を,暫定的に確定する作業を行うことに決定した.

『福祉社会学研究』第2号の内容は,以下を予定している.

  1. 特集.福祉社会の可能性―福祉NPOの社会学的理解
  2. 自由投稿論文
  3. 小特集.(仮題)諸外国の福祉政策に関する展望
  4. 書評

*投稿規程の改正について

・編集委員会による提案,理事会決定(2004年12月23日決定)により,以下の投稿規程の改正を行うこととした.

(現行)

1.本誌の自由投稿論文は,福祉社会学会会員による社会保障,社会福祉,医療・保健,社会計画,社会問題などの分野における福祉社会学的な研究論文(日本語)とする.なお,共同執筆論文の場合,執筆者全員が,本会の会員であることを要する.

(改正)

1.本誌の自由投稿論文は,福祉社会学会会員による社会保障,社会福祉,医療・保健,社会計画,社会問題などの分野における福祉社会学的な研究論文(日本語)とする.共同執筆論文の場合,執筆者全員が,本会の会員であることを要する.なお,本会の会員とは,福祉社会学会会則第4条の要件を充足したものとする.

(現行)

2.自由投稿論文は,他に未発表のものに限る.

(改正)

2.自由投稿論文は,他に未発表のものに限る.投稿論文と,内容が重複・類似した,既発表論文または他誌に投稿中の論文がある時は,投稿者は,必ず当該論文のコピーを3部添付することとする.編集委員会で協議し,受理の諾否を決定する.

*会員外への謝礼について

・会員外の小特集の執筆者,書評者,自由投稿論文の査読者に対して,些少だが図書カードを謝礼として贈ることに,理事会で決定した.

(三重野 卓)

新入会員の紹介

理事会で,以下の方々の入会が承認されました.
Web版では省略

誰が会員か知るためには

Web版では省略

【発行・編集】
福祉社会学会事務局