06.7.29

■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 第 10 号 ■■■
Japan Welfare Sociology Association Newsletter No.10
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws
E-mail: ws@univcoop.or.jp

INDEX

■事務局からのお願い
■大会関係
【第4回大会】
 第4回大会が去る06年6月24日(土)、25日(日)に大阪市立大学で,盛況のうちに開催されました.参加者は118名(うち非会員26名)でした.
【総会関連】
 総会では,高野和良議長が選出され,会則修正、会計報告,予算,活動方針などが承認されました.
【第5回大会】
 第5回大会については,07年6月下旬に東京学芸大学にて開催される予定です.
■『福祉社会学研究』第3号発刊と第4号の投稿募集
【第3号刊行】
【原稿募集】
 第4号の原稿を募集しています.締切は9月7日(必着)です.
■理事会報告
■新入会員の紹介
■誰が会員か知るためには



■事務局からのお願い

 住所変更やEmailのアドレスを変更した場合は,必ず大学生協・学会支援センター・福祉社会学会担当宛(学会のメールアドレス先)にお知らせください.年度末に毎回十数通の不着が発生します.周辺でNewsletterを受信できていない方がいる場合は学会アドレスまで,ご連絡くださいますようお願いいたします.



■大会関係

 第4回大会が去る06年6月24日(土),25日(日)に大阪市立大学で,盛況のうちに開催されました.参加者は118名(うち非会員26名)でした.
【総会・理事会】
 初日の午前中に理事会が開催され,諸案件について,承認・決定されました.これを受けて,2日目午後に総会が開催されました.総会では,高野和良会員(山口県立大学)を議長に選出ののち,庶務理事から,会則の一部改訂, 05年度決算案と監査報告, 06年度予算案, 06年度活動方針案などが提案され,原案どおり承認されました.
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▼総会関係
◆会則の一部改訂について
 会則及び役員選出規程の改訂について,幹事会の位置づけ,会長2期経験者の勇退,顧問の設置に関して,原案通り承認されました.
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◆福祉社会学会・2005年度決算
1)収入の部
費 目04予算05予算05決算
会 費1,325,0001,685,0001,885,000
大会参加費740,10000(特別会計化)
その他収入2,392241,705352,697
前年度繰越金1,246,2641,057,6271,057,697
収入合計3,313,7562,984,3323,295,324
2)支出の部
費 目04予算05予算05決算
学会誌発行費676,4171,333,200658,901
 刊行費用574,7501,213,200543,630
 編集委員会
  活動費101,667120,000115,271
研究活動費281,085270,000314,961
 研究会等活動費153,787150,000129,263
 研究委員会
 活動費127,298120,000185,698
事務局経費296,163645,000454,932
 事務局諸費296,163120,00023,397
 DM印刷・郵送費077,603
 事務委託費225,000239,012
 理事会経費200,000114,920
 雑誌寄贈費0100,0000
大会開催補助費835,924400,0000
予備費166,540336,1320
支出計2,256,1292,984,3321,428,794
繰り越し1,057,62701,866,530
支出合計3,313,7562,984,3323,295,324
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◆福祉社会学会・第3回大会(2005年)決算
1)収入の部
費 目05決算
05決算
大会参加費428,000
懇親会費202,000
昼食代振込金16,800
学内助成金189,925
収入合計836,725
2)支出の部
アルバイト代85,941
印刷費157,538
送料46,100
シンポジウム関連経費212,920
休息室飲物関係7,775
弁当代70,400
懇親会代金200,000
その他56,051
支出合計836,725

▼以上,2005年度決算,第3回大会決算について,園田恭一監事,舩橋恵子監事より,上記の通り相違なく執行されている旨,監査報告がなされた.
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◆福祉社会学会2006年度予算
1)収入の部
費 目05予算05決算06予算
会 費1,685,0001,885,0001,885,000(納入率85%予定)
その他収入241,705352,69710(利子)
前年度繰越金1,057,6271,057,6271,866,530
収入合計2,984,3323,295,3243,721,540
2)支出の部
費 目05予算06決算06予算
学会誌発行費1,333,200658,9011,380,000
 刊行費用1,213,200543,6301,200,000(第3号・第4号刊行費)
 編集委員会
  活動費120,000115,271180,000
研究活動費270,000314,961330,000
 研究会等活動費150,000129,263150,000
 研究委員会
 活動費120,000185,698180,000
事務局経費645,000454,932710,000
 事務局諸費120,00023,39790,000
 DM印刷・郵送費77,603120,000
 事務委託費225,000239,012300,000
 理事会経費200,000114,920200,000
大会開催補助費400,0000450,000
役員選挙関係経費00320,000
 選挙運営費
 (郵送・事務費)00170,000
新理事会打合費
 (旅費)00150,000
予備費336,1320531,540
支出計2,984,3321,428,7943,721,540
繰り越し01,866,5300
支出合計2,984,3323,295,3243,721,540
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●2006年活動方針
1.福祉社会学会は,これまで同様に,福祉(welfare,well-being)や社会政策の社会学に関心を持つ研究者中心の学術団体として活動していきます.
2.第4回大会は,2006年6月下旬に大阪市立大学で開催しますが,第5回大会についても2007年6月頃に東京学芸大学で開催することとし,その準備を進めていきます.
3.機関誌『福祉社会学研究』の第4号の年度内刊行をめざして,編集作業を進めていきます.
4.大会以外の研究交流活動について積極的に取り組みます.昨年度は研究会を年8回開催しましたが,今年度も研究会活動の活性化をはかっていきます.
5.他の学術団体との連携にもつとめていきます.
6.WebやEmailを活用するとともに,事務の外部委託による効率化などによって,会員への情報・サービス提供の充実と事務作業の簡便化につとめていきます.
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▼福祉社会学会第5回大会のお知らせ
 福祉社会学会第5回大会は,2007年6月下旬に,東京学芸大学で開催されることになりました.詳細は決まり次第,Newsletter及びホームページでお知らせします.


■『福祉社会学研究』第3号発刊と第4号の投稿募集

▼『福祉社会学研究』第3号(Journal of Welfare Sociology, No.3, Jun2006)が刊行されました(ISSN 1349-3339 ISBN 4-88173-698-6 C3036).
 目次は以下のとおりです.

■特別寄稿
ソーシャル・ケア領域における福祉の混合経済
 国際比較の視点から…………………………マイケル・ヒル(所道彦訳)
訳者解題

■特 集  ソーシャル・ガバナンスの可能性
特集解題…………………………………………………杉岡直人・平岡公一
脱二分論型志向とパートナーシップ…………………………………宮脇淳
福祉社会のガバナンス………………………………………………武川正吾
――グローバルとローカル――
参加と協働による地域福祉のガバナンス…………………………野口定久
――持続可能な地域コミュニティの形成――

■自由論文
シティズンシップの変容と福祉社会の構想………………………亀山俊朗
ホームヘルプ労働の教育制度と相互行為場面について
 の考察……………………………………………………………石田健太郎
――実践の中で「熟練者になる」ことを学習する――

■パネルディスカッション報告
「べてるの家」の福祉社会学………………………………………野口裕二

■研究情報
「福祉社会学」研究と日米センター助成プログラム……………高野佳男

■書評
白波瀬佐和子著「少子高齢社会のみえない格差
 ジェンダー・世代・階層のゆくえ」……………………………直井道子
春日井典子著「介護ライフスタイルの社会学」…………………藤崎宏子
倉本智明編「セクシュアリティの障害学」………………………杉野昭博
山田富秋編著「老いと障害の質的社会学
 フィールドワークから」…………………………………………天田城介
三井さよ著「ケアの社会学:臨床現場との対話」………………木下康仁

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▼『福祉社会学研究』第4号の原稿募集について
 標記の件について,9月7日(必着)の下記要領で,自由投稿論文を募集します.なお、投稿にあたっては本会会員に限り、6月の大会時までに本会に入会済みであることが必要になります.また,大会時理事会にて,投稿規程・執筆要項の一部が改訂となっていますので,ご確認のうえ,ふるってご投稿ください.

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1.論文の種類,自由投稿論文福祉社会学研究の学術論文とします.なお,投稿資格は,本会会員に限ります.
2.掲載の可否レフェリーの査読結果に基づき,編集委員会が決定します.
3.締め切り2006年9月7日(必着)
4.論文の分量20,000字以内とします.
5.投稿規程,執筆要項 『福祉社会学研究』第3号にも掲載されていますが、大会時理事会にて改訂されていますので,必ず,学会のサイトで確認してください.論文の分量が超過するなど,執筆要項が守られていない場合には,投稿論文を受け付けません.
6.自由投稿論文提出先,問い合わせ先投稿原稿は,郵送により,以下まで提出してください.直接持参して提出したり,添付ファイルで提出することはできません.提出先や提出方法を間違えた場合,投稿論文を受け付けないこともあります.

112-8610東京都文京区大塚2-1-1
お茶の水女子大学 文教育学部応用社会学講座 平岡研究室内
福祉社会学会編集委員会(メールアドレス hiraokak@cc.ocha.ac.jp


■理事会報告

▼06年度・第1回理事会・議事録
日時:2006年6月24日(土)午前10時〜12時
場所:大阪市立大学
出席者:副田 庄司 安立 藤崎 平岡 木下 三重野 永井
    直井 鎮目 須田 杉野 田渕 武川 要田 上野(計16名)

1.第4回大会開催状況 杉野理事から準備状況についての報告があった.

2.研究委員会報告 武川研究委員長より報告と提案があった.
(1)研究会を計8回(東京で5回,名古屋・大阪・札幌で各1回・計3回)開催した.
(2)第4回大会を大阪市立大学にて開催中である.
(3)次年度大会開催校との諸連絡の必要性も鑑み,清水洋行会員を新たに研究委員とすることが提案され,承認された.

3.編集委員会報告 平岡委員長より報告と提案があった。
(1)第3号の編集及び刊行経過について報告があった.自由投稿論文については,投稿手続き順守など準備不足のものがみられた.投稿状況は昨年並みであるが,投稿増加のために広報など促進することとした.
(2)投稿規程・執筆要領について,フロッピーの提出,字数換算についての改訂案が提案され,原案通り承認された.

4.会則の改訂案について
 12月理事会で議論された会則及び役員選出規程の改訂案について,幹事会の位置づけ,会長2期経験者の勇退,顧問の設置に関する文案が庶務理事より提案され,原案通り承認された.

5. 05年度決算案について
 監査報告とともに庶務理事より提案され,原案通り承認された.

6.06年度予算案について
 庶務理事より提案され,原案通り承認された.
また、会費の納入率のいっそうの向上のため, 広報の促進などを,次期理事会にも申し送り,検討していただくこととした.

7.大学生協との事務委託契約について
 庶務理事より提案され,継続が承認された.

8.日本学術会議の協力学術団体の加盟について
 庶務理事より提案され,学会間の連携の促進の観点も含め,承認された.

9.06年度活動方針
 庶務理事より提案され,原案通り承認された.

10.会員の異動 新入会員の承認
 20名の入会が承認された.また,退会,3年未納退会者が確認された.

11.第5回大会・第6回大会の開催校について
 第5回大会については直井理事から東京学芸大学において,関東社会学会・日本保健医療社会学会などと,日程が重ならないよう調整の上,2007年6月下旬開催で準備を進めているとの報告があった.第6回大会開催校について意見交換をおこない,各候補校の事情を斟酌し,12月理事会まで検討していくこととなった.

                                  以上


■新入会員の紹介など

理事会で,以下の方々の入会が承認されました.

Web版では省略


■誰が会員か知るためには

Web版では省略


【発行・編集】
福祉社会学会事務局